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古民家の移築

緩やかな大屋根の山間に建つ別荘に生まれ変わりました。緑の屋根が周りの景観に溶け込んでいます。

天井を見上げると2階までの高い吹き抜け…高窓から降り注ぐやさしい光とゆっくりと回る天井のプロペラが悠久の時を刻んでいきます

玄関にあえて曲がった梁丸太を柱として配置。自然な風合いと表情がやさしく来訪者を迎えてくれます

見晴らしのいい2階からは遠くの山々が見渡せます。壁も天井もそして床も・・・すべてが無垢材の贅沢な空間に囲まれた癒しの空間です。

リビングの中心に鎮座する欅の8寸の大黒柱。無塗装の無垢材の中で異彩を放つその色合いも歴史を刻んだこの家の自慢の象徴になりました

築100年の古民家を綺麗に解体して、別の場所に立て直す。
よく、「移築は高くつきますよね」と質問されます。高く付くというのは、ある意味正解で、ある意味間違いです。100坪の家を別の場所で100坪のまま建て直すと確かに50坪のハウスメーカーの住宅よりも高くつきます。家の多きさが全く違いますから。でも、例えば100坪の古民家の部材を使って40坪の家を建てる…そうすれば50坪の家よりはもちろん安くなります。前あった家の大きさより、一回り、二回り小さく立てることを「減築」と言ったりします。
古い民家の文化的価値が高いからそのまま別の場所に復元することは大切です。でももう一つの選択肢として古材を使った「減築新築」という手法もあります。そうすればコスト的にも環境の面でも価値のある住宅を手に入れることが可能です。全て残せないから全て捨てるのではなく、一部を残していく。それはきっと、未来の子どもたちのために私たちができる夢のある仕事だと思います。貴方も楽しみながらそんな家を一度創ってみてください。

 

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